会長挨拶

久留米大学医学部同窓会 会長







久留米大学医学部同窓会  

会 長  横倉 義武

 昭44卒(医学部14回生)

ご挨拶

 暑中お見舞い申し上げます。

 同窓会会員の皆様には、日頃より同窓会活動並びに母校久留米大学医学部の発展に格別のご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。暑い日々の中、全国各地で活躍される同窓生の皆様が、それぞれの現場において重要な役割を果たしておられることは、同窓会にとって大きな誇りであります。

久留米大学は2028年に創立100周年という歴史的な節目を迎えます。1928年の九州医学専門学校創設以来、「人間愛と奉仕の精神」を建学の理念として、多くの優れた医師・医学研究者を育成し、地域医療と我が国の医学の発展に貢献してまいりました。創立100周年は単なる記念の年ではなく、次の100年へ向けた新たな出発点であります。同窓会としても大学と連携しながら、この大きな節目を迎える準備を進めてまいりたいと考えております。


近年の医療を取り巻く環境は大きく変化しています。少子高齢化の進展、人口減少社会への対応、医療DXやAI技術の活用、さらには新興感染症や自然災害への備えなど、医療界には多くの課題が存在しています。このような時代だからこそ、地域に根ざしながら高度な医療を提供できる医師の育成がますます重要になっています。


久留米大学においては、教育・研究・診療の充実に向けた様々な取り組みが進められています。特に医学教育の成果を示す医師国家試験については、学生諸君の努力と教職員の熱心な指導により着実な成果が積み重ねられています。国家試験の成績向上は大学全体の教育力向上にもつながる重要な課題であり、今後さらに全国上位を目指した取り組みが進むことを期待しております。また、内村直尚理事長(昭57卒)のもと新たな大学執行部体制のもとで大学改革が進められており、教育環境の整備や研究力の強化、国際化への対応など、将来を見据えた取り組みに大きな期待を寄せています。創立100周年を迎える頃には、久留米大学が九州を代表する医学教育・研究拠点として、さらに存在感を高めていることを願っております。


同窓会活動もコロナ禍を乗り越え、各地で活発な交流が再開されています。同窓会は卒業生相互の親睦のみならず、母校を支え、後輩たちを育てる重要な役割を担っています。今後も若い世代の参加を促しながら、世代を超えた交流の輪を広げてまいりたいと考えております。

創立100周年まで残すところ2年余りとなりました。同窓生一人ひとりが母校への誇りと愛着を共有し、力を合わせて久留米大学のさらなる発展を支えていくことを心より願っております。


令和8年7月